会場問題
- 幸恵 角川
- 6月23日
- 読了時間: 2分
昨年から配信公演に姿を変えたモンペですが、配信なら自宅でもできるのではないか、好きな時に撮影収録できるメリットも魅力的だと思いました。が!いざやってみると数々の問題が発生!
1.騒音問題
以前の古民家は住宅地の奥まった場所にあったので、車の音や人の声など全くなく快適だったのですが、我が家は幹線道路沿い。普段は防音室にこもって仕事をしているので気にもしてませんでしたが、大型車が通ると気になるし、緊急車両も走ります。そしてたまたま目の前でマンションの建設が始まってしまったことも頭を悩ませました。
とりあえず、建設工事がお休みの日曜日に撮影収録することにしたのですが、なぜかその日に限って緊急車両がバンバン通る…。そのたびに撮影をストップさせなければならず、これは結構コタエマシタ。何せ前回の作品「うしろの正面だあれ」は後半に行くほど心が締め付けられるシーンが増え魂を持っていかれるのに、サイレンの音で現実に引き戻される。
でもこれは仕方のないことですよね。今年の撮影収録日が穏やかな日になることを願うばかりです。
2.反響音問題
これも迂闊でした。我が家はマンションで床はフローリング。どうしても反響してしまう。せっかくなら少しでもいい音でお届けしたい。だからマイクを設置してビデオカメラとは別録りにしているのですが、最高音質には届かないもどかしさ。
木造の建物だときっとここまで反響しないのでしょうね。それでも音質にはこだわっていきます。
3.大声出せない問題
「うしろの正面だあれ」をご覧いただいた方はお分かりになると思いますが、この作品は泣きのシーンや叫ぶシーンがあります。それをどう演じるか、かなり悩みました。もちろん公演会場であってもリアルに叫ぶことはしませんが、音圧を抑えつつリアルに聞こえるよう表現するラインを決めなければなりません。
聞き手の心に響く表現を声を出せる範囲で模索しました。難しいですが、今の会場(自宅)に会った表現をこれからも考えながらお届けしたいと思います。

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